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関電、値上げ逆風下で「病院新装」 消費者の理解を得られるか




おつかれさまでm(_ _)m

 関西電力が運営する関西電力病院(大阪市福島区)が建て替え工事を終え、「新関西電力病院」として5月7日に開業する。経営悪化を受け、関電は5月1日に家庭向け料金平均9・7%程度の値上げを実施する見通しだが、電力利用者に多大な負担を強いる中での新病院開業は、当然のように厳しい視線が向けられる。関電は「地域貢献」を運営の目的に掲げるが、値上げの逆風の中で軌道に乗せることはできるのだろうか。

 関電病院のように、企業が運営する病院は「企業立病院」と呼ばれる。もともとは従業員の福利厚生を目的に誕生し、多くは一般住民も利用できるようになっている。東京電力病院(東京都新宿区)は東電社員と家族、OBに受診を限定していることで非難を浴び、売却計画が進んでいるが、関電病院は一般開放されている。

 関電は新病院の総工費を明らかにせず、病院の収支状況も「病院単体での回答は差し控える」としているが、平成24年度の1日あたりの通院患者は844人。病床利用率は86・8%と比較的高く、黒字化の目安とされる80%は超えている。関電関係者は「東電病院と比べれば、明らかに存在価値は高い」と胸を張る。

 とはいえ、開業が電気料金値上げの直後になるため、電力消費者側の目は相当に厳しくなりそうだ。大阪市福島区に住む40代の自営業の女性は病院を見上げてつぶやいた。「電気料金を値上げしておいて、なんで立派な建物を建てるの?!」。

 関電病院はもともと関電健康保険組合の病院として、昭和28(1953)年に設立。30年から関電が運営し、42年に現在地に移転した。新病院は現病院が老朽化したため、平成22年3月11日から建設がスタートし、今年3月完成した。

 地下2階、地上18階建てで、延べ床面積を約3万7千平方メートルと現病院の約2万2千平方メートルから拡大。病床数は現病院と同じ400床だが、手術室を6室から8室、個室の病床数も89床から140床に増床。回復期の患者の機能改善を目指す「回復期リハビリテーション病棟」も新設する。

 診療科は内科、外科など28科で、がん、心臓病など四大疾病が重点診療分野。医師、看護師ら計650人近い職員が勤務。施設、スタッフとも充実している。ただ、問題になりそうなのは関電の経営悪化だ。原発停止と火力燃料費の増大で、平成25年3月期連結決算の最終損益は過去最大の2650億円の赤字となる見通しだ。

 関電は昨年11月に家庭向け電気料金平均11・88%の値上げを申請。年間1553億円の経営効率化に取り組む姿勢をアピールし、社員の保養所の全廃なども決めた。だが、値上げ幅は9・7%台に圧縮されることが決まり、さらなるコスト削減が求められている。

 病院の運営費は、電力事業とは直接関係がないため、電気料金のベースとなる原価から外されている。病院をリストラ対象に含める可能性について、関電幹部は「地域に貢献しており、閉鎖してもコスト削減の効果は限られ、むしろ住民にご迷惑をおかけする」と否定する。

 しかし、関電の経営が悪化する中、病院はコスト削減の「例外」として扱われているわけではなく、「医薬品、医療材料関連の支出削減に取り組む」(担当者)という。

 実は、全国の企業立病院を取り巻く環境は厳しくなっている。厚生労働省のデータによると、企業立病院は平成14年11月時点で62施設あったが、19年10月に株式会社化された日本郵政の逓信病院14施設を除き、今年1月時点で47施設にまで減少。母体の企業の経営悪化などで、閉鎖や譲渡といったケースが相次いでいるのだ。

 とはいえ、地域住民から頼りにされる企業立病院もある。大正3(1914)年に開院し、100年近い歴史を持つキッコーマン総合病院(千葉県野田市)は年間約20万人もの患者の治療に当たる。食品会社ならではの「食と健康」の理念で、予防医療を強化し、給食による入院患者の栄養管理も充実。年間25万人の来院に対応できるという。

 実は、新関電病院にも、関電グループの強みが生かされる。院内にはオール電化を導入し、設備の設計や運転は関電エネルギーソリューションが一括管理。ビル・エネルギー管理システム(BEMS)の導入で省エネルギーにも取り組む。

 関電は技術で医療の環境向上を目指しつつ、社会への貢献や評価につなぐ考えだ。地域の生活や安全を支える点において、電力事業も病院経営も変わらない。新関電病院は社会に頼りにされる病院となるのか、企業としての真価が試される。(宇野貴文)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000550-san-bus_all
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最後までご覧きただき、ありがとうございました。

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